天然素材に新たな価値を 世界屈指の技術で挑む
社長挨拶
当社は、猟銃製造のミロクグループと自動車部品製造の東海理化グループの合弁会社として1999年に誕生しました。
猟銃の製造で培われた「天然木材加工技術」「匠の技」と自動車部品製造に欠かせない「高品質」「生産効率」を融合させて「高級木材を工業用部材として使用し高級車向けの内装部品を生産する」という事業を始めるために設立した会社です。以来、徹底した品質管理に取り組むと共に熟練の技を量産可能な技術に置き換えることで天然素材が持つ美しさや風合いを生かした独自の製品をトヨタの高級車へ提供してまいりました。
新製品開発においても、高知県産の孟宗竹を材料にして開発した世界初の『竹ハンドル』はレクサスの多くの車種に採用され、『突板と樹脂の一体成形』技術はレクサスデザインの新たな要求に応えながらも量産化を可能にするなど、常に新しい技術を生み出しながら新製品を提供しています。
これからもモノづくりの技術をさらに高めて当社ならではの製品を提供することでお客様の満足を追求してまいります。
ビジョン
「 顧客・従業員・地域・取引先・株主など
全てのステークホルダーにとって頼りにされ期待される会社になる 」
理念
● 顧客にとってさらに価値ある商品を創造し、最高の品質とサービスを提供していきます。
● 従業員一人ひとりが持てる力を最大限に発揮し、働き甲斐のある職場をめざします。
● 法と倫理を遵守し、環境との調和に努め、自然・地域と共生する企業をめざします。
会社概要
株式会社ミロクテクノウッド
設 立 1999年11月11日
代 表 者 片山弘紀
資 本 金 8,000万円
所 在 地 〒783-0006 高知県南国市篠原537-1
TEL 088-880-6713 FAX 088-880-6711
事業内容 輸送用機械器具部品の製造及び販売
出資 株式会社ミロク
_ 株式会社東海理化電機製作所
_ 株式会社東海理化クリエイト
沿革
1987年 銃床端材を使用した小物類の製造開始
1997年 純木製レバースイッチを開発、トヨタ車に採用
1998年 木目調ハンドルがトヨタ車に採用
1999年 (株)ミロクテクノウッド設立
2000年 純木製ハンドル・シフトノブが北米向けのトヨタ車に採用
2005年 トヨタマリンの高級クルーザーへ曲げハンドル採用
2009年 純木製含浸ハンドル・シフトノブがクラウンマジェスタに採用
2012年 竹ハンドルがレクサスシリーズに採用
2016年 染色積層ハンドルがクラウン特別仕様車に採用、3Dドライ転写ハンドルの量産開始
2017年 パナソニックのプレミアム扇風機にウォールナット製支柱採用
2018年 墨ハンドルがLEXUS RC特別仕様車に採用、部分ウッドハンドルの量産開始(LEXUS ES)、DENONのフラッグシップヘッドホンに竹ハウジング採用
2019年 藍ハンドルがLEXUS IS特別仕様車に採用、RICOHのデジタルカメラPENTAX KP Jlimitedにウッドグリップ採用
2020年 アッシュ銀墨ハンドルがLEXUS ISに採用
2021年 PENTAX K-1 MarkⅡ J Limited 01にウッドグリップ採用
2022年 東海理化と高知県工業技術センター・高知県立紙産業技術センターと
竹繊維を5割以上配合した低炭素型の複合材料【BAMBOO+®】を共同開発
2024年 量産に向け準備中
受賞歴
2001年 高知県地場産業大賞(純木製ハンドル・ペイントハンドル)
2003年 全国地場産大賞奨励賞(ペイントハンドル)
2009年 四国産業技術大賞 技術功績賞・優秀賞(純木製ハンドル)
2011年 高知県地場産業賞(純木製含浸ハンドル・シフトノブ)
2013年 高知県地場産業賞(竹ハンドル)、四国産業技術大賞 技術功績賞・最優秀賞 (竹ハンドル)、第5回ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞 優秀賞(竹ハンドル)
2015年 第16回 JIDAデザインミュージアムセレクションに選定(竹ハンドル)
2017年 経済産業省より地域未来牽引企業に選定
2021年 高知県地場産業賞(墨ハンドル・藍ハンドル)
2022年 こうちSDGs推進企業に登録、健康経営優良法人2022に認定
2023年 健康経営優良法人2023に認定
2024年 健康経営優良法人2024に認定